リフォームの知ってるようで知らないこと

2019.10.08

壁紙を張替えよう!

お部屋の壁紙の汚れが目立ってきたり、雰囲気を変えるために壁紙を張替えたいと考えている方も多いですよね。壁紙を張替えるといくらかかるのか種類はどのくらいあるのか…今回は壁紙の張替えについてご紹介したいと思います。

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●壁紙の種類
〇ビニールクロス
安価で、耐久性があり、色やデザインが豊富です。お掃除がしやすいクロスです。ビニールクロスは、塩化ビニル樹脂などを主な素材とするビニールシートに紙などを裏打ちしたものです。加工のしやすさから、抗菌性、消臭機能、防カビ性、防火性、防水性など高い機能を持つのが特徴です。

〇織物クロス
織物クロスは、レーヨン、絹、麻など織物で作られるクロスです。平織りや綾織、不織布などあり、ビニールクロスと比べて高級感、重厚感があります。ホコリや水分を吸着しやすいので、定期的に掃除やメンテナンスが必要です。

〇木質系クロス
薄くカットした天然木やコルクなどを紙と張り合わせたクロスです。自然素材のため温かみを感じられ、落ち着いた雰囲気のお部屋にできます。

〇無機質系クロス
金属やガラス繊維が原料の「無機質壁紙」 防火用クロスとして使われます。

〇オレフィンクロス
ポリエチレンやポリプロピレンなどの合成樹脂を主原料としたクロスです。汚れに強く、水拭きできるのが特徴です。また、燃やしても塩化水素などの有害ガスの発生がほとんどなく、環境にも優しい壁材です。

〇紙クロス
紙を主材料にしたものです。海外で需要が高く、色や柄の豊富な輸入品を使用する場合もあります。和紙、ケナフなど非木材紙を原料としたものなどもあります。

〇珪藻土クロス
紙と珪藻土を混ぜてつくられています。調湿性や消臭性があるとされています。

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●リフォーム費用
6畳分をリフォーム会社に依頼する場合、一般的な相場は40,000円~100,000円になります。どの壁紙にするのか、養生費(壁や床を保護するためにビニールなどで保護するための費用)、下地処理費(壁紙を張替える前に汚れを落とし、小さなキズを治すための費用)、廃材処理費(リフォーム前の壁紙を処理するための費用)、荷物移動費(壁紙を張替えるために家具を動かすための費用)がかかります。

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●壁紙を選ぶ際の注意点
〇大きめのサンプルで確認する
サンプル帳の小さい見本で見たときと、実際に貼ったあとではイメージが違う場合があります。失敗を避けるためにも、大きめのサンプルを施工会社に依頼して確認しましょう。

〇床の色と合わせてみる
床の色と合わせずに決めると、張ったあとに壁紙と床の色が合わない場合があります。床の色とも合わせて壁紙を選ぶことがポイントです。

●まとめ
いかがでしたか?壁紙の機能やデザインなど豊富にあるので、理想のお部屋を実現するための参考としてください!気に入った壁紙を選んで、すてきなお部屋になるといいですね。