リフォームの知ってるようで知らないこと

2019.07.16

床を張り替えよう!

「床が傷だらけ…」家に住んでいると、傷や凹み、汚れや腐食などが気になってきますよね。床の劣化は避けられません。そんな時は床を張り替えましょう!
今回は床の張り替えについてご紹介します。

●床の張り替えの種類
〇張替え工法
 一度、床を全部剥がしてから新しい床を張ることを言います。全部剥がすため費用や時間はかかりますが下地の状態を確認することができ、床材の種類を変えることが可能になります。10年以上経っていて床の劣化が進んでいる場合は下地の確認も兼ねて、張替え工法するのがおすすめです。

〇重ね張り工法
 重ね張りとは、既存の床の上に新しい床を重ねることを言います。重ね張り工法は既存
の床の上に新しいフローリングを重ねて張ることを言います。重ね張り工法は床を剥がす作業がないため、張替え工法に比べると費用や時間がかかりません。床がそれほど劣化していない場合は、廃材も出ず作業も短期間で済む重ね張り工法でリフォームを行います。

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●床材の種類
〇フローリング
 フローリングは気の質感や独自の風合いがあり、室内をより落ち着いたものにしてくれます。
(8帖:張り替え工法→約10~20万円、重ね張り工法→約8~18万円)

〇タイル
 フロアタイルは塩化ビニル製の床材で木目調や石目調など様々な種類があります。
(8帖:張り替え工法→約8~15万円、重ね張り工法→約6~10万円)

〇カーペット
 繊維質からできている床材なので非常に肌触りが良いのが魅力です。
(8帖:張り替え工法→約8~16万円、重ね張り工法→約6~12万円)

〇クッションフロア
 クッションフロアは表面と裏地の間に緩衝材の入った塩化ビニル製の床材で傷がつきにくく衝撃吸収性に優れています。
(8帖:張り替え工法→約8~12万円、重ね張り工法→約5~10万円)

など種類が豊富なので家の雰囲気に合わせてみたり、床材にどんな機能を求めるのかを考えて床材を選ぶと良いでしょう。床材にはそれぞれ特徴があるので施行前に調べてみてください。

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●張り替え費用
張り替えの費用は床材、面積、補修の有無、工法により異なります。費用を抑えるために床の部分張り替えは可能ですが、よほどのことがなければ前面張り替えがおすすめです。下地の劣化がある場合は補修が必要となります。その施工により金額が大きく変わるので床の張り替えを考えている方は一度、業者に相談してみてください。

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●まとめ
家の中でも床は特に傷などがつきやすいところなので気になる方もたくさんいると思います。床の張り替えも考えている方はプロに相談してみてください。
自分に合った床材を見つけ、新しい素敵な空間作りをしてみてはいかがでしょうか?