リフォームの知ってるようで知らないこと

2019.05.14

意外と知らない?枕カバーの洗濯方法

みなさん、こんにちは!
今回は「家庭で洗える枕カバーの洗濯方法」について紹介します。

●「枕の黄ばみ」その原因とは
枕が黄ばむ理由は大きく分けて2つあります。

〇皮脂
枕は頭を支えているものですよね。そのため、頭皮の皮脂が枕に付着しやすくなっています。この頭皮の皮脂は空気に触れることで化学反応を起こし、酸化して変色してしまうのです。

〇寝汗
汗で枕が黄ばむ理由は、汗に染み込んだものを放っておくことで空気に触れ、変色するからといえるでしょう。
例えば、ワイシャツを着たことがある人ならばわかるかと思いますが、襟部分がよく黄色くなっていることはありませんか?実はこれも空気に触れて変色したことが原因なのです。私たちは寝ている間にたくさんの汗をかいています。多くの汗が染み込んだ状態の枕を放っておくことで黄ばみが悪化する原因となります。

画像①

●洗える素材と洗えない素材
〇洗える素材
・コルマ
・ミニボール
・ポリエステルの綿
・ビーズ

〇洗えない素材
・低反発ウレタン
・スノー低反発
・羽毛
・そばがら
などが挙げられます。
羽毛やそばがらなど植物性のものは乾かずに腐ってしまう可能性があるので、水につけないほうが無難です。低反発のものは洗濯の際に敗れてしまう可能性が高いので、洗濯は避けるようにしましょう。

●洗濯方法
枕の掃除法として、まずは枕カバーを外して家庭にある枕の洗濯表示をチェックしてから、その表示の通りに合った方法で洗濯を行いましょう。

○手洗いの場合
大きなたらいや洗面台に、水またはぬるま湯を張り、中性洗剤を溶かします。そこに枕カバーを浸けて優しく揉み洗いしましょう。全体的に汚れが落ちたなと感じたら、水で揉み洗いしながら泡を無くしていきます。全て洗い終えたら、天日干し(日陰干し)をし、乾いたところで完成です。

画像②

○洗濯機の場合
洗濯ネットへ枕カバーを入れて洗濯機へと放り込みます。そこへ中性洗剤を入れて、ドライコースなどの優しく洗うコースを選びましょう。洗濯終了後、全体を軽く叩いて中身の厚さを均一にしてから天日干し(日陰干し)をして乾いたら完成です。

●枕の干し方注意
まくらは洗い方以外にも、干し方も注意する必要があります。
天日干しできるのは、そばがらやパイプ、ポリエステル綿、ビーズなどです。逆に日陰干しができるものは、フェザーやウレタン、スノー低反発などが挙げられます。
干すタイミングとしては、湿気の少ない快晴の日がおすすめです。

画像③

●まとめ
寝る際に必要な枕ですが、だからこそいつまでもきれいに使っていたいですよね。そのために、正しい方法で洗濯をして正しい方法で乾燥させましょう。