リフォームの知ってるようで知らないこと

2019.02.19

簡単に敷物のへこみを元通りにする方法!

みなさんこんにちは!
今回はカーペットのへこみを元通りにする方法について紹介します。

●へこみがつく原因とは
そもそもなぜカーペットに家具などのへこみができるのでしょうか。その原因としては、長時間家具などの重いものを乗せていることが原因で、表面の毛の部分やその下のゴムなどの部分まで圧縮されてしまうからといわれています。

画像①

●それぞれのへこみの直し方
〇畳
畳はアイロンで直すことができます。まず畳の上に濡れたタオルを敷き、その上から約30秒間アイロンをかけるだけで復活します。最後にドライヤーなどでしっかりと乾かしましょう。そうすることでカビ防止になりますよ。

〇カーペット
霧吹きと洋服用のブラシ、ドライヤーの3点準備するだけです。家具の跡になっている部分に直に振りかけて湿らせます。へこんでいる場所が湿ったと感じたら、次はドライヤーで温風を当てていきます。この時にブラシなどで毛を根元から立ち上げるようにしてブラッシングするといいですね。ただし、カーペットの繊維を傷つけないように注意しながらブラッシングしましょう。

〇絨毯
スチームアイロンの設定温度を高温にして、上記をへこみに当てます。中には材質によって溶けてしまうこともあるので、密着させないように注意しましょう。そして割り箸を使い寝ていた毛を起こし、毛の奥まで蒸気を当てます。この際、いろいろな角度から蒸気を当てるのがポイントです。特に境目には重点的に当てましょう。
最後に手で毛を馴染ませてから掃除機をかけると、毛がよりいっそう立ち上がり、新品と似た感じになります。

画像②

●畳のコゲをどうにかしたい…
タバコの吸い殻が畳の上に落ちてコゲがついてしまった…なんて人も中にはいるかと思います。そこで畳のコゲを直す方法について紹介します。
【用意するもの】
・透明なマニキュア
・カッター
・はさみ
・雑巾
・千枚通し

【直す方法】
1.コゲの表面の部分をカッターの背で取り除きます。その後コゲカスを濡れ雑巾で拭き取ります。カッターの刃を使ってしまうと畳の奥底まで傷つけてしまうので、必ずカッターの背で行いましょう。

2.コゲを取った後の穴のささくれをハサミで取り除きます。

3.穴の近くに千枚通しを差し込み、穴に向けて畳の目をグッと寄せます。穴を中心とした数か所を同様に寄せて、畳の目が穴に集まるようにします。

4.穴を中心に手で表面を押し集めて、穴を小さくします。こうすることで畳の目に馴染みやすくなり、目立ちにくくなります。

5.最後にほつれ止めとして、マニキュアを塗って完成です。

画像③

●まとめ
一見へこみなどは直せないと思われがちですが、家にあるもので直すことが可能です。ぜひ試してみてください。